子どもを育てるってことをバカにするんじゃねえ。

今日は久しぶりに「おいおい」とつっこみたくなるような記事を見た。


「子供生まれたら100万円!大和ハウス子育て支援策」という記事。


情けねえんだよ!!!おめえら!!!


ってな感じですよ。私は。

私も、社会的に少子化は問題だと思います。


だけど・・・。
子どもを生む、生まないということが、なぜ金銭的な報酬に結びつくのかが分からない。
何の関係があるんだろう?
子どもを生むってことをバカにするんじゃねえ。


少子化を本当に解決したければ、少なくとも企業内保育所、ちゃんとつくれよ。
大学なんて、全然ないんだぞ。それは、すごい、すごい状況なんだぞ。
ん?ちょっと、グチ・モード入っているかな?


とは言え、子どもは、上のような「少子化支援対策」というアホな事業の道具ではない。

これは、「子どもを生んだ人だけが得をしやがって!」といった、下品なやっかみで言っていることではもちろんない。


そうではなくて、お金を使うのなら、もっと大事なことがあるでしょうということ。
たとえば、もし障害をもつ人が共に生きることが難しい部分があれば、それを是正すべく、私たちの労力もお金も使うべきだし、それで税金が高くなるなら別に構わない。それはフェアなことだから。


でも子どもを生む、生まないということで、金銭的な報酬を違えるというのは、それはアンフェアな社会ではないかと思うのです。

「じゃあ、子どもがいない人の方が養育費、教育費等がかからないし、金銭的に楽じゃないの!」と下品なことをいう人には、「なら、子ども生まなければ?」というだけで良いではないか?


養育費や教育費くらい、子どものためなら、稼いでやろうよ。
どっか、訳の分からないお金を当てにするんじゃなくて。
大人なんだから。
大人は大人の責任っていうのがあると思うのですよ。


お金だけじゃない。
自分以外の人間にいっぱいの愛情を注ぐのも、その一つ。
もちろん、そうしたくないなら、それで構わない。なら子どもを持つんじゃねえ。


損得だけで考えるんじゃねえぞお!!!ばっきゃろ〜〜〜っっ!!!