明石と道後温泉から帰ってきました。
明石と道後温泉から帰ってきました。
5日間のつもりが、結局、一週間になってしまいました。
明石では、アメリカに一年間いるときに同じアパートメントに暮らしていたアメリカ人夫婦と旧交をあたため合いました。
今はイエール大学の助教授をされておられますが、出会った当時は向うは大学院生で、私もまだ30代でした。懐かしかったです。
子どもも、当時まだ生まれたばかりの赤ちゃんだったのですが、5才でバイリンガルです。ちょこざいな!
結構、口がたつので生意気ですが、とても可愛いですよ。私たちをファーストネームで呼びます。
「ひできさんは、さむらいになりたいですか?なりたいなら、教えてあげます」と明石駅でひざまづいて、忍者のような礼をさせられました。
アメリカ人夫婦とその子ども、私たち夫婦で、明石のあちこちを回りました。
もうアメリカに帰ってしまいました。また会いに行きたいなあ。
道後温泉もよかったです!
たくさんの観光者が来ていて、その周りにお土産物屋さんがたくさん立ち並んでいて、ホテル・旅館もたくさんあってという感じで、社会学者ジョン・アーリの言う「集合的まなざし」が注がれている観光地だなあという印象でした。
静かな場所とはまた違う趣で、賑やかさや華やかさがあって、私はかなり気に入りました。
小学校時代に『坊っちゃん』を読んで以来、夏目漱石のこの小説は大好きでしたし、もともと歴史物が好きで、15年くらい前に、司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』を読んで、正岡子規や秋山好古・秋山真之兄弟に興味をもっており、愛媛の松山は行ってみたいところでしたから、余計そうなのかもしれません。
それに一部だけですが、道後温泉は、アニメ映画『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋「油屋」のモデルになっているらしいですよ(江戸東京たてもの園の「子宝湯」がかなりモデルにされているそうですが)。
あと愛媛は、『がんばっていきまっしょい』の舞台にもなっているし。
ぜひ、また行ってみたいです。