帰りに購入した本。
今日は臨時の会議でした。
会議の帰りに購入した本です。
「あたりまえ」を疑う社会学 質的調査のセンス (光文社新書)
- 作者: 好井裕明
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/02/16
- メディア: 新書
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- 作者: 木原善彦
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2006/02/11
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- 作者: 牧野雅彦
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2006/02/11
- メディア: 新書
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当たり前ですが、
私は好井さんの本とは、
考えが共通している部分と、
違っている部分があります。
好井さんのご研究は刺激的で素晴らしいと思いますし、
「あたりまえ」を疑うというスタンスをもつことは、
かなり共通していると思います。
しかし<調査>に対する考えが違っています。
それは計量的研究に対して
好井さんが好意をもって
見ていないというだけのことではありません。
それもありますが、
それだけではなく、
もっと<調査>そのものに対する考え
が違っているような気がするのです。
好井さんは「質的調査」と言いますが、
私なら参与観察やインタビュー、会話分析など
まったく違っている認識の諸スタイルを
「質的」とカテゴライズすることそのものを問題にします。
「量的」とか「質的」とカテゴライズすることを
自省的にとらえるべきではないかと思うのです。