東京へ出張。

9月23日から26日まで、
東京へ出張してきました。


23日に大阪を出発して、
新横浜で堀野先生と待ち合わせです。
横浜を案内して頂きました。
中華街から寿町までの道のりは、
観光社会学的にかなり興味深いものがありました。
研究や講義で活かしていこうと思います。



24日は立教大学池袋キャンパスで
観光研究学会の「人文諸科学による観光への接近」分科会において
発表してきました。
その後、みなさんとディスカッションを重ね、
懇親会でも議論が白熱していきました。


研究者の言説と観光客の言説は、
原理的に同次元のもので、区別などない


という私の年来の主張に対しても、
しようもない曲解もされることなく、
非常に気持ちよく議論できる数少ない場です。


研究者が観光客よりも重要な言説を形成しているなんて、
研究のエリート主義以外の何ものでもありません。
もし研究者の言説と観光客の言説が違うとすれば、
それは、その都度、その都度、
ヘゲモニーをかちとっていく必要があるはずです。


それに、そもそも「観光客」は実体的な概念ではなく、
研究者と観光客はリバーシブルのものです。
研究者は観光客につねに既になっているのです。
こんなことが楽しく言える、
素晴らしい研究会でした。




25日は池袋で乙女ロードをはじめ、
色々と気になっている場所を見て回りました。
乙女ロードは、BL系の女性オタク(腐女子と言いますね)たちが
今多く訪れるようになっている場所です。






その後、新浦安の親元で一泊して帰宅しました。


今回は結構長めの東京滞在でしたが、
たくさん成果がありました。
みなさん、本当にありがとうございました。