講義の振り返りで気になったこと。

奈良県立大学ではないのですが、
少し講義の振り返りで気になった
学生さんの言葉がありました。



いろいろな講義で、たくさんの学生さんに
受講して頂いています。
それ自体はとても嬉しいことですが、
遅刻されてこられたりすると、
後ろには席がなくなって、
前に来ないといけなくなることがあります。
そのため、ある学生さんから
「学生が席ないのに、先生はそれを見て何も思わないのか?」と
いう感想がありました。



私から言うことは、ただ、


遅刻しないように来なさい。
もし早く来ているのに、後ろに席がないのなら、
前に座りなさい。


ということだけです。
だって前には席がまだ空いているのが見えるのだから。
学生さんは「やってもらう」のではありません。
先生も「やってあげる」のではありません。
学生さんは自分が「やるべき」ことをしたときに
当然の権利を主張することができるだけです。
先生も当然応えるべきことに応えるだけです。



たまたま遅刻してしまうこともあると思いますよ。
その日には、とてもやりにくいかもしれませんが、
どうしても後ろに席がなかったら、
周りの人にごめんなさいとつめてもらいながら、
前に座ることをするべきでしょう。



もちろん遅刻しないように来て、
なおかつ前に座ろうとしているのに、
まったく席がないというのなら、
それは問題です。
この場合には、学生さんは、
当然の権利を大学側に主張し、
座れるように要求するべきだし、
教員も早急に改善するべきです。
その場合、私は教員として、
事務局に必ず申し入れ教室変更を行っています。