「研究者=スナフキン」論。

ムーミン』の登場人物に
スナフキンというキャラクターがいる。



かなり格好いいキャラクターである。



小学生くらいの頃には、
彼に憧れたものである。
すごく痺れるセリフを言ってくれるのだ。



なにかためしてみようとおもうときは、
どうしたって、危険がともなうんだ



をはじめとする数々のセリフである。



その感じで言うと、
研究者もそうなのではないだろうか。



他人が笑おうが
ダメだと思っていようが、
安全な道でなかろうが、
研究者は自分のこだわる道を行かなくてならない


のである。
スナフキン的に(?)言えば、
そうではないだろうか。


その道が
誰も通ったことのない、
荒れ果てた道であれば、
なおのこと行かねばならないであろう。
道を切りひらくのは、
自分自身なのだ。
いや、その切りひらいた道こそが、
研究者としての自分の肖像になるのではないか。