「伝統」の原意は「転移」らしい。
「伝統の転移」という概念を
私は提唱しています。
ジャック・ラカンという精神分析学者の
「転移」という言葉を借りて、
社会において言語や表象を介して結ばれている人々が
観光現象にあって、地域に対する相互の欲望や想いを
合わせ鏡のように転移させてしまうことを
表現しようとしたものです。
詳しくは、これらの本をご一読下さい。
- 作者: 遠藤英樹
- 出版社/メーカー: 春風社
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
- 作者: 総合観光学会
- 出版社/メーカー: 同文舘出版
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
今日、愛知淑徳大学の小倉斉先生のHPに
春風社という出版社から何気なく行き着いたのですが、
「伝統」の原意そのものが、「転移」らしいです。
- 作者: 石川鴻斎,小倉斉,高柴慎治
- 出版社/メーカー: 春風社
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
言葉が「転移」し、口承で伝わっていくことによって「伝統」になる
ということらしいです。
ということは、「伝統の転移」は、
伝統のあり方を考えるうえで
やはりはずせないと思うのです。
お〜、
おれ、
いいとこ、ついてるやん!
って、あんた、
「伝統」の原意くらい
最初から調べとけっちゅうねん。
最近、Sonyのvaio・type Pが
かなり欲しくなっています。