母が亡くなりました。

3月29日(日)午前10時少し前に、
母が亡くなりました。
午前5時過ぎに容態が急変し、
奈良から東京に向かおうとしましたが、
間に合いませんでした。



私は末っ子で、小さい頃から母親っ子だったからか、
かなり寂しいです。
心に穴がぽっかり空いています。
しかし仕事には厳しい母親だったので、
「休んじゃだめよ。頑張りなさい。しっかりとね」という母の声が
聞こえてくるようで、何とか今日会議行ったり、
仕事したり、原稿書いたりしています。
まるで大学に勤める私が
ちゃんと仕事ができるようにするかのように、
4月新年度に入る少し前の
春休みの間に逝った母でした。



でも、ふとした瞬間に、
たまらなく、どうしようもなく
会いたくなります。



幽霊でもいいから、
もう一度、会いたいなあ。
声が聞きたいなあ。
優しく抱きしめて、たった一言でもいいから、
「ありがとう」「次に生まれ変わっても僕のお母さんでいてね」って
母に直接、言いたかったなあ。



なんだか、心が痛いなあ。
ちくしょう。
ちくしょう。



花が大好きだった母なので、
斎場から荼毘所に向かう桜並木で、
写真に「桜の花だよ」と語りかけていました。



今日も桜の花を見ると、
そこに母がいるような気がして、
大学の桜の木を見上げていました。