「ならぶら」の試み。
右目、まだちょっと充血していますが、
だいぶ良くなりました。
よかった。
最近、Hor先生にお教え頂いて以来、
NHKの『ブラタモリ』という番組に注目しています。
ぶらぶら歩きすることで、
場所の新たなすがたを見いだしていくというのは、
とても面白い試みだと思います。
たぶんベンヤミンの「フラヌール(遊歩者)」にも通じるものだと思うのです。
- 作者: W・ベンヤミン,今村仁司,三島憲一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/06/14
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その際、メディアも大きく関係します。
メディアが遊歩を誘うのです。
かつて専門ゼミで
奈良市をぶらぶら歩きながら、
写真というメディアを用いて、
新たなすがたを見てみようと試みたことがあります。
私が町家の風景をありがちに綺麗に撮ろうとしていたのに対して、
学生さんたちの写真は面白く、
町家の風景など撮らず、
そこらへんにいるノラ猫の写真やら、
変な置物の写真やら、
JR奈良駅裏の夜の寂しげな写真ばかり
撮っていました。
またこの企画を基礎ゼミで復活させてみようかな。
題して
「ならぶら」
です。