「新婚」15年です。

今日は結婚記念日でした。


まだまだ「新婚」15年ですが、
この15年にも、いろんなことがありました。


結婚したのが1995年です。
東京から結婚式のため、私の親族もくる予定になっていたこともあり、
地下鉄サリン事件のことをニュースで知ってびっくりした翌日に、
阪神・淡路大震災の瓦礫が残る母校のチャペルから
奥さんと最初の一歩を踏み出しました。


そうして今の大学に専任講師として就職し、
助教授、教授になっていったり、
いろんな仕事をさせて頂いたり、
本や論文も書かせてもらったり、
アメリカにいかせて頂いたり、
大学が大きく改革の波にもまれたり、
通訳いっさいなしという状況下で
海外で研究発表させて頂いたり、
家を購入したり、
奥さんが大学で就職したり、
おいや姪が生まれたり、
家族が入院したり、
祖母が亡くなったり、
母が亡くなったり、
嬉しいこと、楽しいこと、大変だったこと、
悲しいこと、つらいこと、
本当にいろいろあったなあ。


でも、いつも変わらなかったのは、
いろんなことがあって、
それに向き合おうとする私の、その横に、
奥さんの笑顔がいつもあって、
私がとても幸せでいられたことです。


まだクルマもない頃、
初めて暮らした家で使うための、大きなごみ箱を
二人で抱え、ふざけ合いながら、
笑いながら持ち帰る途中の道で見た
どきどきするような笑顔をいまも覚えています。


あれから15年、そしてこれから、
「新婚」20年、「新婚」30年、
「新婚」50年をめざして、
奥さんが私の横でいつも笑顔でいてくれるよう、
頑張っていきたいと思います。


と、所信表明する所存であります。