研究の打ち合わせ。
他大学のO先生、H先生、K先生と
研究の打ち合わせでした。
思っていた以上に長時間におよびましたが、
非常に実り豊かな打ち合わせでした。
その後、懇親会をかねて飲み会でした。
こちらも研究のことに花が咲いて、
面白いものでした。
観光学において、
経験対象としてではなく、
(ヴェーバー的な意味での)認識対象となるのは何か。
観光学という学の認識対象の問題
これはよく考えるべきことだと思います。
この問題は、大学の同僚のS先生も私に時々、
シンポジウムなどで議論しようとされておられたことではないでしょうか?
観光社会学は、「社会学」という学(知)の問題であり、
その意味で観光学という学(知)の認識対象については、
独自に非常に重要なものがあるはずなのです。
社会学は近代が人間にもたらした
「社会の<発見>」という経験から始まったのだとすれば、
観光学は現代社会が重要な要素として押し上げつつある、
「移動の<発見>」「遊びの<発見>」
という経験から始まっているのではないでしょうか?
とすれば、認識対象として、
観光学は、「移動の学(知)」「遊びの学(知)」を
目指すべきなのかもしれません。
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自動車と移動の社会学―オートモビリティーズ (叢書・ウニベルシタス)
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でも、それだけではないような気もしますので、
もう少し考え続けていきたいと思います。
最近、購入した本。
「社会」の誕生 トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史 (講談社選書メチエ)
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