観光学を一つのディシプリンにする必要性。
観光学をディシプリン化していく必要はあると思います。
つまり大学で専門分野として教えるということだけではなく、
一つの特有の視点と方法を併せ持った、
「学」的な格率を有する分野として
観光学を確立していく必要があると思うのです。
観光学的視点・方法の規準
みたいなものを書くくらいの勢いがいります。
- 作者: エミール・デュルケーム,宮島喬
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1978/06/16
- メディア: 文庫
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うーーーむ。
社会学の中でデュルケームが担ったように、
そうした役割は誰かが担わなければならないのだけれど、
大変な役割であることは確かです。
- 作者: 佐藤俊樹
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2011/09/01
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ディシプリン化するとすれば、
キーワードは「移動」「交流」でしょうか?
移動・交流をめぐる社会・文化的な次元、
歴史的な次元、経済的な次元、法制度的な次元、
そうした移動をささえる
産業的な次元や社会工学的な次元、
これらを問いながら、
ディシプリン化された視点と方法へ昇華していく。
社会の枠組を実定化しないで
「現代」の在り方そのものを問う視点や方法を確立する。
そんな学として、観光学をディシプリン化する。
こういったことを考えていく必要があると思います。
私は、畏れ多くて、
まだまだ、そこまで踏みこめません。