あなたの希望は、あなたの言葉からしか始まらない。

衆議院が解散し、
選挙が行われることになりました。



2年半前のブログの日記で書いたのですが、
政党政治のある種の終焉を迎えつつあるのではないでしょうか。
そして「新しい民主主義のかたち」を模索すべきときが来ているように思います。



「新しい民主主義」では、一方向の街頭演説やメディア演説を聞いて、
選挙をして、それで私たちのかかわりは終わりではなく、
選挙後も、当選した方をまきこんで、
一人一人がつねに様ざまな場で
(たとえばタウンミーティング
民会=広場の議論=アゴラなどで)
双方向で議論し、
行われる政策や政治に対して
チェックし続けるかたちが生まれてくるような気がします。



そういうかたちの、少し「直接民主主義」に近いかたちを
模索すべきときなのかもしれません。



もちろん「イメージの時代」における政治は、
まだまだ続くと思います。
しかし、それが、そういうものとして
進んでいこうとしても、
私たちは、そういうもの(特定の人ではなく)に
「対抗」するのではなく、
「かく乱」すること、
そういう「出来事」(ジル・ドゥルーズ的な意味の「出来事」)を
目指していくことがそろそろ必要な気がしています。



あなたの希望は、あなたの言葉からしか始まらない。
私の希望は、私の言葉からしか始まらない。
私たちの希望は、私たちの言葉からしか始まらない。
こういうことを、しっかりと、そろそろ胸に刻むべきときなのかもしれません。