批判には「愛」がいるんだ。

学問において、批判は
相手の方をリスペクトするためにあるのであって、
決してディスリスペクトするためではありません。
ましてや、その人をおとしめて、
自分の方がよく知っているよ
自分の方がいろいろとよく分かっているんだ
なんていうことを主張するために
行うものではまったくありません。



その方が、こんな地平までよくもってきて下さったなあ。
そのおかげで、そこから、私たちは、
その方がまだ行けていないここにも行けるのでは?



みたいな「愛」をもたなければ、
批判は批判たりえないように思うのです。
その意味で、批判には「愛」がいるんだ。