起源という神話。
最近、購入した本。
- 作者: 遠藤薫
- 出版社/メーカー: 実教出版
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本
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澤田秀雄『H.I.S.−机二つ、電話一本からの冒険』(日経ビジネス文庫)
- 作者: 澤田秀雄
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 文庫
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これは、旅行代理店H.I.S.の創業者が書いた、
H.I.S.を起業する際のお話しです。
この話自体も面白いと思います。
しかし観光社会学からの興味は、
企業がみずからの起源を語る際には、
ある種の物語化がなされるということにあります。
それぞれのエピソードは、もちろん
本当にあったことなのだと思うのですが、
そのエピソードを意味づけ、
一定の順番で語るときには、
物語化という意味での神話化が行われる。
したがって、起源とは神話なのです。
ホンダも、
松下も、
ダイエーも、
起源という神話を創りだしているのではないでしょうか?
では、それはなぜ創りだされるのでしょう?
それは・・・
私のこれからの論文をお読みください。
という宣伝でした(ウソですよ。そんなことはありませんよ)。