「観光と社会・文化」研究会。

今日は、「観光と社会・文化」研究会の第2回目です。



今回は私が発表させて頂きました。


よさこい祭りを事例とした研究で、
日本社会学会で発表したものと
ほぼ同じものになります。



ジャック・ラカンという精神分析学者の概念である
「転位」「想像的同一化」等を用いながら、
自己の考える「らしさ」
(ここでは自己が形成したと思っている地域らしさで、
そういうものこそ地域のアイデンティティと言えるはずです)
を構築するあり方について考察したものです。



いろいろなご意見を頂き、本当に勉強になりました。



頂いたご意見をしっかりと考えて、
論文に仕上げていきたいと思います。


excitingでcontroversialな
(挑発的、刺激的、物議をかもす)部分は
削ぎ落とさないようにしながらも、
より洗練されたものにしていく
必要があると思いました。



ご意見をくださった方々、
ありがとうございました。



こういう研究会は、いつもながら、
とても楽しいです。
その後の飲み会も、もちろん
楽しいものでした。



私は、これからは学会という形式ではなくて、
こうした研究会形式のつながりが、研究者にとっては、
重要になると思います。



小さくても、
純度の高い、
多様な研究会が交錯する、
そんな研究ネットワークが
重要になるのではないでしょうか?



もちろん学会には、
学会の役割があると思うのですが...。