これからの大学のあり方について。

これからの大学に必要なもの、
それは、たくさんあると思います。



その一つに、


社会と関わる実践力の養成


が必要だと思います。


大学はもちろん、
きっちりとロジックをたて、
理論的に思考し、
実証する力を養成することが大切です。


これがなければ、
大学は大学ではなくなるでしょうし、
話になりません。


しかし、これから大学では、
そうした理論的な思考力や実証する力を
実社会と結びつけていくための
実践力の養成が大切となるのではないでしょうか?


理論的な思考力や実証する力をもって、
実社会と関わる講座が必要となるでしょう。


そのための、あくまで一つとして、
資格講座の単位化も視野に入れるべきかなと思うわけです。


たとえば、
「総合旅行業務取扱管理者」資格対策講座
「国内旅行業務取扱管理者」資格対策講座
「シスアド」資格対策講座
「公務員試験」対策講座
といったような講座をつくり、
それを単位化するというものです。



こう言うと大学を専門学校化するという批判が
あったりするわけですが、
違うと思うんですよ。
そういう批判は大学も専門学校も
分かっている人の意見ではないと思うのです。



大学は決して、閉じられたシステムではありません。
地域や、NPONGO、産業界、経済界、行政といったものが
それぞれ比較的自由に交差できる
社会的な結び目として大学があると思うのです。


大学がきちんと、
そうした社会的結節点の役割を果たすためにも、
社会と関わる実践力の養成
が大切になると思うのです。


理論的思考から実証する力、そして社会的実践力までの
総合的力を養成し、
社会に開かれた場として人材を養成する、
大学の役割はここに一つあるのではないでしょうか?