昨日に続いて。

昨日に続いて、
これからの大学のあり方についてです。



実はアイデアだけは、
いろいろと湧いたりするわけです。



たとえば、

1)事務の効率化
事務作業全般を見直し、体系化する必要があるでしょう。
そして機械化すべきところはお金をかけても、
機械化すべきでしょう。
たとえば単位登録、入試の採点・集計作業などです。
この目的は学生さんへのサービス向上のためです。


2)ユニバーシティ・マネー(大学通貨)の導入
これは地域通貨の大学版です。
たとえば大学が地域貢献をする際に、
そのスタッフとしてはいってくれた学生さんに、
これを発行します。
そして一定時間がたまったら、
「1クレジットcredit」としてまとめ、
それが「2クレジットcredit」となったら、
一講義分(二単位分)の講義を無料にします。
返還を必要としない、
大学の奨学金にも代わりうるものとなると思います。
このユニバーシティ・マネー(大学通貨)は、
学生さんだけでなく、
一般の人にも適用し、
大学の美化活動や、地域貢献で
協力してくれた方に発行し、
「2クレジットcredit」分で一講義を面接の上、
無料で聴講できるようにします。


3)生涯学習講座の開設
土曜日などで、大学が空いているときを利用し、
生涯学習講座を開設します。
たとえば、リタイアされた方を対象として、
パソコン講座
教養講座
を開設したりして、
地域の人たちにとって、
大学が生涯にわたっての学びの場となるようにします。
もちろん、大学の収入源の一つとしても考えます。


4)授業(講義・ゼミ・実習等)改善ブログの開設
授業改善のための研究会をたちあげ、
そこで出された意見をもとに、
ブログをつくります。
ここには、教員が自分たちの意見や
自分たちの創意工夫を自由に書き込めます。
それだけでなく、学生さんたちからの要望・意見も、
もちろん匿名で書き込めたりします。



といった感じで、
いろいろとアイデアはあるんだけどなあ。
でも実現するとなったら、
たくさんのスタッフの意見を
きちんと聞いていく必要が当然あるわけですし、
ある程度、時間はかかるだろうな。
あと全員の先生方やスタッフが参加する必要はないのです...。
どうしてもやりたくないという先生に、
無理強いする強制力なんていうのは、
大学にとってマイナスでしかないと思うのです。
個人の自由を大切にしない大学は、
大学ではありません。
(もちろん大学は何でも自由というわけではありません。
大人として自由であるというだけです。
自分勝手に過ぎない自由は大学には必要ないと思うのです。)
だから一緒にやらなくても良いから、
積極的に反対するということがないくらいに
納得して頂く必要はあります。


ただ結構、
私の発想は、
私学っぽい発想かもしれません。
自戒をこめて。



それと、大学のこれからをどうすべきかについて、
考えておられる先生方、
他大学でも日本以外でも、どこでも、
ご連絡くだされば、有り難いです。
そうしたネットワークをつくっていければ、
面白いと思うのです。