北朝鮮のミサイル問題について。

北朝鮮の問題について、
何とか評論家みたいな人たちが、
メディアに登場してきて、
いろいろと話されていますが、
状況認識やそれに対する評価は、
本当に様々あると思います。



だから、ここでは、
それについては、
置いておいて、
一つだけ心に刻んでおくべきことは、
日本は一つの成熟した国家として、
理性ある言動をする必要があるということです。


ならず者国家だ!やり返したれ!」
ならず者国家は何をするか分からないから、俺たちも武器を!」
は成熟した態度とは思われません。


そして、成熟した国家である
日本という国の枠組のもとにいる
成員(国民)として私たちも、
パニックになっても
ヒステリックになっても
いけないということです。



そうした大人としての態度で、
北朝鮮にも理性的な言動を求め、
彼らが「政治的な対話」のテーブルにつかざるを得ないよう
毅然と冷静に、そして「政治的」かつ、ある意味「巧妙」に
<工作>していくべきではないでしょうか。
そうした工作をする上で、
アジア諸国の協力は不可欠だと思います。


そのためにも日本がアジアの中で
求められている役割を的確にとらえ、
アジア諸国と対等かつ良好な関係を築いていくことが、
喫緊に求められていることではないでしょうか。



今回の北朝鮮のミサイル問題という一種の軍事行動は、
私たちに対しては、危機意識を当然内包しながらではあれ、
逆に、一層成熟した平和化を求めているように思うのです。