ゼミの卒業生に「YELL〜エール〜」を。
あるところで、私はとくに記号論を
専門にしていないみたいなことを
言っていたので、それに対するコメントをしておきます。
私が記号論を専門にしていないと言うのは、
カルチュラル・スタディーズの
スチュアート・ホールが記号論を専門にしていない
というのと同じ意味で(レベルは違うが)当たっています。
スチュアート・ホールは記号論を内破するために、
記号論を用いたと私は思うのです。
別に記号論の専門家ではありませんからね。
と言うより、「専門」って何?
これは突き詰めて考えると、
けっこう大事な問題ですよ。
私はこう思うわけです。
「専門」かそうでないかを、
最終的に審級できるものなど、
どこにもない。
要は記号論だったら記号論を内破しつつ用い、
自分自身がリアルをどこまで切り裂き、
様ざまな人びとと知のヘゲモニーを争えるか。
これしかないですよ。
それは「研究者」であって「専門家」ではありません。
だから私は記号論を内破しながら用いる「研究者」ですが、
記号論の「専門家」ではありません。
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コブクロ、好きです。
泣かせるくらい良いです。
最近、気にしているゼミの卒業生のことを
思い浮かべながら、
「YELL〜エール〜」を聞いていたりします。
クルマが好きなおねえさん、
あなたのことですよ。