フェイクこそ本物。
たまに、
だから!
と思ってしまうことがあります。
ポップ=表層=文化=軽い=お勉強じゃない=ダメ
ヘビー=深層=経済、政治=重い=お勉強=良い
という図式、
そろそろ、やめてもらえないかなと
思うのです。
そうした図式にケンカを売り続けて、
20年以上になる私。
そうした図式は、
近代社会が生みだしてきた仕組みの一つなんです。
そうした図式をぶっつぶすことができなければ、
経済至上主義の近代主義を超えられるわけない。
たとえば本物なんてフェイクで、
フェイクこそ本物、
いや、そもそも
「本物」を気にしてしまうことって何なのだ?
そうした議論をずっと展開し続けてきたわけです。
ポップなことはヘビーなこと、
表面的なことは深いこと、
文化は経済で政治だし、
軽いことは重いことですよ。
これらを2つに分断してきた図式そのものを
疾走感あふれて
グルーヴ感たっぷりに切り裂くことこそが、
これからの学問の役割だと思うのです。