2冊の本を読了。
関学までの往復に2冊の本を読了。
- 作者: フィリップヒル,デビッドリーチ,Philip Hill,David Leach,新宮一成,村田智子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
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ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書)
- 作者: 梅森直之
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/05/17
- メディア: 新書
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一冊はラカンに関するかなり分かりやすい解説書でした。
もう一冊は『想像の共同体』の筆者である、
ベネディクト・アンダーソンの講演録とその解説です。
アンダーソンの「想像の共同体」の議論は、
やはり刺激的だと思います。
国民が想像の共同体だ
このアンダーソンの主張に対して、
「それがそんなにすごい主張か?当たり前だろ」と
おっしゃっておられた方もおられましたが、
「当たり前」としか受けとめられない
鈍い感受性は研究者としてやばいと思います。
いくつになっても、
どれほど勉強しても、
どんなにいいこと考えても、
それでも、いろいろな人や事柄に
「おおっ!」「おめえ、すげえな!」と
驚くことができるようにしたいものです。