2冊の本を読了。

関学までの往復に2冊の本を読了。


ラカン (ちくま学芸文庫)

ラカン (ちくま学芸文庫)



ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書)

ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書)



一冊はラカンに関するかなり分かりやすい解説書でした。
もう一冊は『想像の共同体』の筆者である、
ベネディクト・アンダーソンの講演録とその解説です。


アンダーソンの「想像の共同体」の議論は、
やはり刺激的だと思います。


国民が想像の共同体だ


このアンダーソンの主張に対して、
「それがそんなにすごい主張か?当たり前だろ」と
おっしゃっておられた方もおられましたが、
「当たり前」としか受けとめられない
鈍い感受性は研究者としてやばいと思います。


いくつになっても、
どれほど勉強しても、
どんなにいいこと考えても、
それでも、いろいろな人や事柄に
「おおっ!」「おめえ、すげえな!」と
驚くことができるようにしたいものです。