行為と価値観。
行為と価値観
でした。
私たちは自分の好きなように
行為や価値観を選択しているように見えながら、
そうではないのではないかという議論を展開しました。
けっこう、自分でこだわりのあるテーマだったので、
これまでたくさん盛り込み過ぎてきましたが、
今年はかなり思い切って削りました。
(最終的にはヴェーバーの「行為の類型」論も削りました。)
それが良かったようで、
学生さんにはそうした方が
私の一番伝えたかったことを
理解して頂けたようです。
講義はなかなか難しいものです。
たくさん盛り込めば良いわけではなくて、
ときには削った方が良いときもある。
でも必ず削れば良いものになるわけではなくて、
きちんと盛り込むべきものは必要。
しかも何が必要かは、その都度、変化する。
いくつになっても、講義は研鑽していく必要があります。