20年ぶりの便り。

小中学校時代の友人から、
突然メールがやって来ました。
彼からの便りが届くのは、
20年ぶりくらいではないでしょうか。


中学時代は彼の家に毎日、
登校時、誘いに行っていました。


その後、高校はそれぞれ別々になり、
大学を卒業するあたりで、
ある大手家電メーカーに就職したと
聞いていました。


それ以来ではないでしょうか。


いや〜っ。


懐かしい。



中学時代は自分たちが45才になるなんて、
想像もつかなかったです。


自分で言うのも何ですが、私は、
友だちや後輩には優しかったと思うのですが、
先生方をはじめ大人の人にはいつも何か
反抗した目を向けていて
優しさと冷たさが同居していたので、
彼が当時の私を思い出すときの言葉は、
ジキル博士とハイド氏」らしいです。


う〜む。
手痛い。


もちろん、今はそんなことはまったくありません。
自分を含め大人には、
少年時代には見えていたものが
見えなくなっていることも多いけど、
逆に少年時代には見えていなかったものが、
見えているということに気づきました。



さらに何か言葉にできない
ドロドロしたマグマのような感情も、
大人の方に対する反抗心としてしか表現できないのではなく、
自分にとって大切な感情として、
それを抱きしめてあげられるようになったと思います。
そうなったときに、私の中の優しさと冷たさは、
一体となって、どちらも大切なものとなった気がしています。



あと当時の私を思い出す言葉として、
彼が挙げてくれていたものが、
ビートルズ」「剣道」「森田健作」「失恋」「適塾」です。
「剣道」は私の所属クラブが剣道部で、
友だちに向ける私の態度が
森田健作」イメージだったからか?
あとよく「失恋」もしていたからな。
ビートルズ」はバンドでよくコピーしていましたので、
思い出すのかな?



何かいろいろ思い出すなあ!



というわけで、
近い内に会うことにしました。
お互い、おじさんになっていることを
「あははは、何だそれ!」と
笑い合おうと思います。
今から楽しみです。