人が成長するということ。

今日は朝7時に起床し、
午前中に一つ仕事を終わらせてから、
本務校の奈良県立大学に向かいました。


午後12時30分から、
専門ゼミの会議です。
その後、教授会です。
教務委員会の議案が結構あったので、
疲れました。
それが終わったら、
基礎ゼミの先生方で
打ち合わせと会議です。


教授会で思ったこと。


人が成長するって、
階段のぼったら、
はい、次、今度はこの階段ですよ
というわけにいかないのが
どうして分からないんだ!


人が成長するのは、
らせん状なんだと思いますよ。
しかも、らせんが、
ずっと登っていくわけではなくて、
時には沈み、
時にはこちらが
びっくりするくらい高みへ登り、
と思ったら、
あれれ、と思うくらい、
沈んで、
そして登り...
というように思わぬ動きをしながら、
らせん状に成長するんだと思うんだけど。
思わぬ意外性があるからこそ、
人と研究で関わったり、教育したりするのは楽しいし、
その人を媒介(メディア)として、
自分自身もらせん状に成長するんだと思いますよ。



だから、もう少し言えば、
人が成長するのを
待つということは、
その人が階段のぼり終わるのを
じっと高みで待っているということではなくて、
その人を媒介(メディア)にしながら、
こちらもその人の成長に対して、
たくさん楽しみながら応答し、
自分自身もどんどん変わるということだと思いますよ。