第2回「地域データの分析活用講座」。

奈良県立大学の研究・広報委員会と
NPOである電子自治体アドバイザークラブが
共催で行っているワークショップ、
「地域データの分析活用講座」の第2回目がありました。

第2回
■日時:平成21年6月20日(土)13:00〜17:00  会場:奈良県立大学
■講演1:「経営をめぐるデータ分析」
奈良県立大学  地域創造学部 准教授 石川敬之氏)
【概要】
客観的なデータの存在は企業組織をマネジメントしていく上でも重要な判断基準となります。特に、経営戦略の策定や組織管理のあり方を考えるうえでは大きな影響を与えます。したがって、現代経営学の分野では、いかにして意味のあるデータを収集、分析し、それを実践に活かしていくのか積極的な議論が展開されています。本セミナーでは、そうした議論を紹介しつつ、またマネジメント現場における具体的なデータ利用の事例も取り上げながら、データに向き合う事の意味、つまりデータ分析の本質について考えていきたいと思います。
■講演2:「企業のマーケティング活動事例」(佐藤裕氏)
【概要】
  企業に於いて、マーケティング活動がどのように行われるか、具体的な営業政策、商品政策の事例を挙げ企画立案、推進方法などを学ぶ。またそのバックボーンとなる「お客様志向のCS経営」についても、事例を挙げて学ぶ。


どちらの御講演も面白いものでした。
エビデンス・ベーストというとき、
その「エビデンス」とは一体何か、
このあたりが今回のワークショップのポイントかなと
思い始めてきました。


第3回目もみなさん、ぜひご参加下さい。


第3回
■日時:平成21年7月25日(土)13:00〜17:00  会場:奈良県立大学
■講演1:「予見の品質管理
〜データを基にモノづくりのメタボ診断、「製品安全、品質保証」の隠れ肥満を探す〜」
(大洞好生氏)
【概要】
「製品の安全」は企業の命でお客様に対して「絶対安全」は当たり前で、1995年にPL法が施行されてメーカーの責任は一段と重くなった。ここ数年でも社会を揺るがす大きな問題が起こっているが、その真の原因究明、早期の対応処置が求められていて、再発は絶対に許されない。責任ある企業活動は「お客様は神様」「失敗は財産」、「教育は伝承」の実践であり、具体的な事例をベースに、失敗を繰り返さないための予測する管理技術について学ぶ
■データ分析手法(1)「エクセルとパワーポイントの基礎」
               奈良県立大学コンピュータルーム
奈良県立大学 地域創造学部 専任講師 古山周太郎氏)
【概要】
セミナーでは、表計算ソフトであるエクセルを用い、基本的な統計データの分析手法を紹介する。まず基礎となる統計的概念と用語を解説し、具体的な事例を元に、データの処理方法を簡単に紹介したい。次に、分析結果を、解りやすく表現するため、パワーポイントを用いたプレゼンテーション手法の基本を解説する。グラフや表などの作成の際の留意点や、データの種別と用いるグラフとの関係についても触れてゆく。

【主催】:
奈良県立大学 研究・広報委員会
特定非営利活動法人 電子自治体アドバイザークラブ
【座長】:
 ・奈良県立大学地域創造学部 教授 遠藤英樹
【後援】:
経産省(近畿経済産業局) ・奈良県市長会 ・奈良県町村会 ・(社)奈良県ビジターズビューロー 
・(社)奈良市観光協会 ・奈良県中小企業支援センター ・奈良商工会議所
【協力団体】:
西日本電信電話株式会社奈良支店 ・株式会社NTTデータ関西
 ・富士通株式会社  ・シャープ株式会社