クリフォード講演会。

雨降る中を国立民族学博物館で行われた、
ジェイムズ・クリフォードの講演会に行って来ました。



前日まで大学運営などで
かなり疲れていたのですが、
講演会楽しみにしていたので、
ちょっと無理してでも行くことにしました。


いや〜、疲れていたけれど、
行って良かったです!!!
ディーン・マキャーネルや
バーバラ・キルシェンブラット=ギンブレットへの言及もあり、
無茶苦茶、刺激的な発表でした。
キルシェンブラット=ギンブレットについては、
鍵概念として「second life of cultural heritage」を
用いており、とても興味をそそられました。


私自身も今日は起きたら、
少し疲れもとれ、
なぜか英語耳になっており、
ジェイムズ・クリフォードの英語もクリアだったこともあり、
講演は翻訳機なしで、
半分くらいは聞き取れました。


かなり刺激を受け、
自分の論文にも多く活かせそうです。


ジェイムズ・クリフォードの本、
これまで結構、図書館で借りていたので、
この機会に、早速、購入しました。
クリフォード先生、すみませんでした。


ルーツ―20世紀後期の旅と翻訳

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文化の窮状―二十世紀の民族誌、文学、芸術 (叢書・文化研究)

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人類学の周縁から―対談集 (叢書・文化研究)

人類学の周縁から―対談集 (叢書・文化研究)


4月から学生部長になったりして、
内部の大学運営にけっこう気をつかうことが多く、
そのあたりで、ちょっと煮詰まっていたので、
こうした大学の〈外部〉に飛び出して、
あちこち、ふらふら放浪することが
とくに私のようなタイプには、
かなり必要なのだと痛感しました。