『観光社会学のアクチュアリティ』出版記念シンポジム!

今日は『観光社会学のアクチュアリティ』の
出版記念シンポジムでした。


観光社会学のアクチュアリティ

観光社会学のアクチュアリティ


奈良県立大学201教室にて行われました。
まず私の方から出版の趣旨説明をさせて頂きました。
そこで、こだわったのは、
「アクチュアリティ」という言葉でした。
これは単なる「現実性」「現在性」という意味ではなく、
W.ベンヤミンを意識した言葉で、
歴史、社会のあり方が鮮烈に
浮かび上がるような一瞬性を意味しています。


その後、Y先生からの書評を頂戴しました。
Y先生の問題提起は、
『観光社会学のアクチュアリティ』の
重要な問題を指摘下さっておりました。
われわれのスタンスであるポストモダンな観光論と
観光が展開されている地域の現場との距離の問題だったと
理解しておりますが、これは非常に重要なご指摘です。


その問題提起を受けるようなかたちで、
その後のシンポジウムは進行していき、
非常に知的な意味でガンガンに
ドライブがきいたシンポジウムになり、
とても心地よく過ごすことができました。


ただ201教室、暖房ついているのに、
寒すぎたのかどうか分かりませんが、
風邪気味だったのが、よけいに
体調的には、つらくなってきました。
そのため、その後、
無茶苦茶楽しみにしていた、
懇親会も途中で退席させて頂くことになってしまいました。


がたがた震えながら、
帰宅の途につきましたが、
帰って倒れ込むように
ベッドに入って熱をはかると
38度の熱が出ていました。


おそるべし。
201教室。
暖房つけていたのに、
あれほど寒いとは。


こういう施設、何とかしてもらいたいものです。
奈良県の方々、
かなり真剣に、本当にどうか頼みます。