精神分析学に注目しています。

仕事への行き帰りの電車で、

内海健(2005)「存在の耐えがたき空虚――ポスト・メランコリー型の精神病理――」広瀬徹也・内海健編『うつ病論の現在――精緻な臨床をめざして』(星和書店)pp.115-145


を読了しました。
無茶苦茶、面白かったです。


最近、前にもまして精神分析学に注目しています。
奥さんからは「鈍感男のあなたがなぜ?」と
頭をふるふるしながら、不思議がられています。
うるさいやいっ。


たしかに精神分析と宗教の領域は、
私は社会学者としても
あまり扱ってこなかったのかもしれません。
しかしながら、精神分析も宗教も、
現代社会を分析するうえで避けられないことに
最近、熱烈に思い至り始めました。


観光社会学においても、
精神分析の知見をもっと絡めることが
できるのではないかと思っています。



次はこの本を読もうと思っています。


「分裂病」の消滅―精神病理学を超えて

「分裂病」の消滅―精神病理学を超えて


う、うーむ。
鈍感男なだけに、
人の心は難しい...。