お互いが敬い、話し語り合うゼミに。

先週から3回生専門ゼミが始まりました。


今年もいつもの遠藤ゼミのように、
一人ひとりの個性がおそろしく際立っているゼミです。
またもや、私の制止など、ものともせず、
自分たちの主張を抱き続けることでしょう。
頼もしいことです。



でも、いつものように、
これだけは願うことですが、
お互い違う考えであっても、
その違いを敬い合い、
誰かが「正解」「真理」などという
くだらねえことを持っているのではなく、
ただ、ただ、同じ地平でずっと話し語り続けるメンバーで
あってほしいと思います。
そしていつものことですが、
私も「正解」「真理」なんていう、
くだらねえことを持つ存在ではなく、
みなさんと話し語り合う一人でありたいと願います。


「正解」や「真実」がすでにどこかにあるから
それを求めて語るのではなく、
ただ、ただ、他でもない、
この世にたった一人のあなたと
ただ、ただ、語り合いたいから語る。
もし、奇跡的に「真実」が宿るとすれば、
逆説的に思うかもしれませんが、
「真実」という<存在>にではなく、
あなたと語っているという、
その<瞬間>にしかあり得ないように思うのです。