読書中の本。
暑すぎる天候の加減で、
今日の体調はあまりすぐれません。
しかし仕事をし始めると、
かなり回復してきます。
今日は朝に仕事を一つ、
昼から地域調査法概論でした。
今日は「インタビュー法」について
お話させて頂きました。
そこから、語られるリアリティについて話をし、
羅生門的手法の入り口にまで講義を進めました。
最近、白井聡さんの
『「物質」の蜂起をめざして』を
読んでいます。
『未完のレーニン』同様、
かなり面白いです。
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白井さんが加藤正を引用されておられました。
加藤正は、大学の学部時代から、
かなり好きな日本の思想家の一人で、
繰り返し、よく読んでいました。
久しぶりに加藤正の文章を読み、
「党派」や「立場」なんてクソくらえ!
そんなものをつき抜けていく、
「モノ」の充溢、「外部性」の露呈こそ重要だとする、
加藤の主張はやはり良いなあと思いました。
「対象的真理」という概念を彼が使うときは、
「科学か否か」「客観か主観か」などではまったくなく、
「外部性」の露呈のことを言っているのだと
白井さんと同様に私も思います。
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