最近キーパーソンになっている社会学者や思想家。

最近ずっと私の中でキーパーソンになっている
社会学者や思想家は、
デリダバタイユルーマンバフチンジャン=リュック・ナンシー
クリステヴァベルクソンフロイトラカン、ジェイムソンたちです。


共通するのは、すべて、これらの社会学者や思想家が、
コミュニケーションや意味を
問題視し続けていたということです。


真善美などを前提と考えることができない場所で、
コミュニケーションや意味について見据え続けること。
彼らは共通してそうしたことをした人たちです。


コミュニケーション論やゼマンティク論(意味論)という
切り口から初めて見えてくる現代社会の光景が
実は重要ではないかと思うのです。


あと最近のキーワードとしては「外部性」でしょうか。


観光社会学のアクチュアリティ

観光社会学のアクチュアリティ


こういうものから、たとえばサンデルさんの「正義論」に対する、
私なりの批判的応答も可能になってくるように思います。
彼はコミュニティという内側の意味圏に
立脚しなくてはあり得ない形で、「正義(なるもの)」について、
その存在の前提化=幻像化をしているように私には感じられます。



最近、購入した本。


バタイユと文学空間

バタイユと文学空間


零度のシュルレアリスム (水声文庫)

零度のシュルレアリスム (水声文庫)



株式会社の正当性と所有理論 新版

株式会社の正当性と所有理論 新版


宝塚ファンの社会学―スターは劇場の外で作られる (青弓社ライブラリー)

宝塚ファンの社会学―スターは劇場の外で作られる (青弓社ライブラリー)