関係が関係に関係する社会。

現代社会は、関係がその関係に関係していくという、
セルフ・リフレクシブな社会だと思います。
人との関係でもそうですし、
観光における場所との関係でもそうだと思います。


今日、関学の往復で、
そんなことを思って
歩いていました。
(しっかり前を見て
歩いてないとあぶないっちゅうねん)


さらに言うと、
関係がその関係に関係していくという、
りフレクシブな社会であることによって、
クラインの壺、あるいはメビウスの輪のように、
社会の表層が深層に、深層が表層へ
リアルがフィクションに、フィクションがリアルに
観光で観られたくないことが観られたいことに、
観られたいことが観られたくないことに
といったように、形を変えて
擬態しながら、ねじれていくように思うのです。






最近、購入した本。


吉本隆明と柄谷行人 (PHP新書)

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