朝4時30分に起床し東京へ。
朝4時30分に起床し、ほぼ始発の電車にのり、
東京の霞ヶ関まで会議で出張に行ってきました。
会議自体は早く終わりました。
行きの電車の中もずっと仕事をしていました。
おかげで、何とか仕事が終わったので、
帰りの電車の中では本を一冊読了しました。
選書日本中世史 2 自由にしてケシカラン人々の世紀 (講談社選書メチエ)
- 作者: 東島誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/06/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これは中世日本史研究の本ですが、
かなり面白かったです。
門外漢なので、日本史研究では、
どのように位置づけられるのか分かりませんが、
私としては非常にスリリングな本だったと思います。
中世において、『もののけ姫』のジコ坊のような、
「(頭の固い人たちから見て)ケシカラン」野郎どもが
旅、漂白、遊び、芸能、そうしたことのなかで息づき、
一瞬、社会の自由の可能性を開示させ、
次の瞬間には失われていったことが書かれていたのだと思います。