今日は奥さんの誕生日です。

今日は奥さんの誕生日です。


おめでとう!!!
良い年になるように、
一緒に歩いていこうね。
これからも。ずっと。



そして世間では天皇誕生日で休日です。
しかし大学では講義がありました。


午前中に「観光社会学」、
午後からは3回生の「専門ゼミ」です。



専門ゼミでは今日は、この二冊を発表してもらいました。




日本藝能史六講 (講談社学術文庫)

日本藝能史六講 (講談社学術文庫)



ちなみに、その前は、これらの本を発表してもらっています。


心でっかちな日本人 ――集団主義文化という幻想 (ちくま文庫)

心でっかちな日本人 ――集団主義文化という幻想 (ちくま文庫)


教養としてのゲーム史 (ちくま新書)

教養としてのゲーム史 (ちくま新書)


キャッチフレーズの戦後史 (岩波新書)

キャッチフレーズの戦後史 (岩波新書)



グアムと日本人―戦争を埋立てた楽園 (岩波新書)

グアムと日本人―戦争を埋立てた楽園 (岩波新書)


みんな、とても良い発表をしてもらって、
良いディスカッションをしてもらっています。



「観光社会学」では、持続可能な観光について
もう少し掘り下げて考察しました。


私たちは、つよい社会的結びつき、
社会的に広く共有される確かな価値観が
非常に見えにくくなった、液状化する社会に
生きているのであり、
だからこそ、それらを再生しようと
持続可能な観光が展開される。
でも、近代社会という私たちの生きる社会は、
パラドックスをドライブとして
含みこんだ社会であり、
持続可能な観光もパラドキシカルなドライブに
巻き込まれていく。
そうしたことを考察しました。



確かに私たちは、つよい社会的結びつき、
社会的に広く共有される確かな価値観が
非常に見えにくくなった、液状化する社会に生きています。
でも、その中で、誰かが、誰かを思い、
家族や恋人や友人たちと
愛を育んでいるのではないでしょうか。
それは、ささやかなものかもしれませんが、
とても大切なものだと思うのです。





講義後は、会議が3つでした。