ナルシシズムの言語。

最近、等身大ということが大事だと思います。
自分自身を大きく見せようとしたり、
大きく自分を評価したりすることなく、
かと言って、誰かが傷つけるような何かを言ったとしても、
自分には、きちんと評価されているところが
たくさんあるということを自分でしっかりと認め、
不必要に過小に評価することもない。
まあ、そのままということですが、
(これが無茶苦茶、難しいのですが...)
それが大事だと思います。



自分ばかりではなく、
コミュニケーションの相手もそうです。
相手もとくに過小に評価するのではなく、
かと言って、不必要に大きく、
相手を思うのでもない。


自分に対して過大に評価する言語は、
ナルシシズムの言語ではないでしょうか。
逆に過小に考えるのも、裏返しのナルシシズムの言語だと思います。
相手に対してもそうです。
相手のことを過大に評価する言語は、
裏返しのナルシシズムの言語であり、
過小に評価する言語は、
ナルシシズムへと通じる言語ではないでしょうか。



私は、どちらかと言えば、そうした言語を用いると、
くすぐったいと思ってしまうたちなのですが、
それでもナルシシズムの言語を
ついつい使ってしまっている場合もあったりします。
ですから、このあたり自省的に振る舞えたらと思います。
ナルシシズムが必要な場合もあるのかもしれませんが、
それは自覚的にやるべきかもしれません。
(でもそもそも自覚できないから、ナルシシズムなのか?)