コミュニケーションにおける無意識のメタメッセージ。

私:「〜を前提条件とするなら、・・・することが必要なのではないでしょうか?」
相手:「・・・するのは無理です」
私:「どうしてですか?」
相手:「・・・するのは、〜が条件となるからです。そのことを無視しているようですね」
私:「???」



というコミュニケーションが
これまでもありましたが、
数年前までなら、「最初に私が言ったことを聞いていましたか?
そのことをふまえて、では〜という前提条件を
クリアする方策を考えましょうということです。
その気がありますか。ありませんか」と
相手を突き詰めてしまっていましたが、
最近はちょっと変わってきました。



実は、相手は、そういうときには、
別のことを言いたいのではないかと
思い始めたからです。
たとえば、「もっと私の言うことを大切にしてくれ」とか
「〜という前提条件に向き合えない理由が
今はどうしてもあるから、
それを分かってくれ」とか
「もっと考える時間をくれ」ということです。



こうしたコミュニケーションにおける無意識のメタメッセージを、
数年前以上にかなり大切に思い始めていて、
そのためには気を長くして相手のことを聴くという姿勢が
必要なように思い始めています。