土俵をズラす。

「あなたは一流でありたいのか、
それとも二流に転落してもいいのか」



そういう文法で人にせまってくる方が
よくいらっしゃいますが、
そのときには、一流か二流かを選択してしまうのではなく、
「人に力で何か選択を迫るような問いかけを
絶対に言わない人になりたいです」みたいな、
少し土俵をズラすこともあって良いように思います。



要は、コミュニケーションにおいては、
できる限り気を長く、
できるかぎり紳士的に、かつ
できるかぎり優しく、
相手に対してもきちんと
リスペクトした品性でのぞむという、
まあ当たり前だけど、実はとても難しいことが
何よりも大事だと最近、とても思うわけです
(と中学・高校時代の友人が聞いたら、
「誰がそんなん言うてんねん!」と
びっくりして失笑するようなことも
最近かなり真剣に思います)。




それを忘れて、人に力で私が何かを迫り始めたらどうする?
と奥さんに聞いたら、一言、
「出ていくだけ」と言われたので、
いや、これは本当にもう切実なわけです。