ジョン・レノン「イマジン」について。

ジョン・レノンのことが
昔から好きでしたが、
どちらかと言うと、
彼の悪ガキ的な部分が好きで、
「イマジン」とか好きではありませんでした。



「何を優等生っぽいことを言って、
らしくない感じで音楽の教科書に載っているんだ」と
思っていたのですが、最近、
「イマジン」実は、かなり悪ガキの歌、
抵抗の歌ではないかと思い始めています。



精神的な意味での「おじさん」「おばさん」になるにしたがって
「理想、理想って言ってもねえ、きみ、現実をみたまえ。
そんな理想通りにならないだろ?」という人がいます。



そんな「おじさん」「おばさん」に対して、
「そんなこと言って、そもそも、あんたさあ、
虹の彼方に広がるような理想を、
本当にマジに真剣にイメージ(image)したことあんの?」って
言っている歌のように最近聴こえてきました。



虹の彼方に広がるような理想を言うのは、
夢見る人間(dreamer)かもしれないけど、
そもそも、そうした虹の彼方の世界をイメージすることがなかったら、
結局、何も始まりませんけど。
その虹を目指してはじめて、
人は現実的な道を平和に歩めるんじゃねえの?



イメージせよ!



これが、この歌だったんじゃないかと思い始めています。