高邁な理想。

昨日は大学の忘年会でした。


二次会で飲みに行ったときに、
私がH先生に、
「自分はべつにそれほど高邁な理想なんてない」と言ったとき、
ふっと笑われました。



本当にその通りで、
べつに高邁な理想なんてありませんが、
でも論文に向かい合ったり、
講義やゼミで学生さんに向かい合ったりして、
一生懸命に汗をかきながら
言葉を紡ぎだしているときに、
「高邁な理想じゃないかもしれないけれど、
それに、自分が思いもしなかったけれど、
わくわくするな」という言葉を
はくときがあります。



それが高邁な理想なんかより、
私にはよっぽど、大事なような気がします。