ロンドン同時テロについて

二回目の「地域創造学概論」が終わる(リピート講義なので、同じものを二回するのです)。

このリレー講義は、僕はかなり、楽しんでやりました。
来年度も、できればやりたいと思います。




昨日、ロンドン同時テロが発生した。


テロ事件が政治的な背景のもとで起きていることや、そこには様々な理由・思惑・利害などがあるということは分かっているつもり。


それでも、テロは、卑怯で、許せない、非人間的な行為だ。許せねえ!報復するヤツも許せねえ!


テレビの評論家なんかで、「戦争状態ですから仕方ない部分もありますね」とか言って、滔々とテロについて語る人も、「この人、マジで想像力ないんじゃないか」と思います。


テロで大切な大切な人を残していく、あるいは喪うということが、どれほど、暗くて、悲しくて、怖くて、寂しくて、つらいものかを、少しでもいいから想像してみろよ、と思ってしまう。


もちろん、人の悲しみや痛みのすべてを理解することなんてできない。でも想像することはできるはずだ。