学生さんから拍手が...。

この日は、関学の非常勤です。
先週の教壇からの転落事件以来ですので、
学生さんも「大丈夫か?」という顔で、
講義にのぞんでいました。



しかし、痛みもほとんどおさまり、
次第に快復しつつあります。


そのことをお伝えし、
びっくりさせたことをお詫びしました。



そして、これまでの「まとめ」をし、
講義を終えました。


観光、映画、テレビ、スポーツといった現代文化は、
社会的・政治的なものでもあること、
つまり後期資本主義社会は現代文化などに見られる
観光、映画、テレビといった具体的な形態に節合されて、
そのすがたを見ることができるようになること、
したがって現代文化を考えることは、
後期資本主義社会という私たちの社会のあり方そのものを
考えるのとイコールだということ、
こんなことを指摘して終わりました。



すると、終わったとたん、
学生の皆さんからの大きな拍手が...。



講義が終わって大学で拍手されたのは
初めてでしたので、
(単発の講義ではありますが)
思わず照れてしまいましたが、
感動しました。



学生の皆さん、
熱心にお聞き頂いて、
本当にありがとうございました。



また非常勤先にもかかわらず、
「後輩たちのためにも、はやくゼミを持って下さい」
といった感想も頂き、嬉しい限りです。