多様な声が鳴り響く場へ。
昨日まで二日ほど、夏バテでした。
今日くらいから、かなり復活してきています。
復活すると、またいろいろと考えが浮かびます。
大学についてですが、
大学は一枚岩になってはいけないと
私は思います。
それが、大学に対する私の理念、哲学だったりします。
大学は多様な声が鳴り響く場であるべきです。
教育と経営。
教育と研究。
普遍的なものと個別的なもの。
グローバルなものとローカルなもの。
理論と実証。
理論と実践。
抽象的なものと具体的なもの。
原理論的なものと応用科学的なもの。
などなど・・・・・。
これらのどちらかに偏って、
一枚岩になっても、面白くない。
面白くなければ、大学じゃない。
- 作者: 山口昌男
- 出版社/メーカー: ジーオー企画出版
- 発売日: 2000/11
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大学を面白いものにするためには、
多様な声が鳴り響き、
それぞれの声が交差しスパークする、
そんな場にしていかないといけません。
(もちろん、これはお互いを
なあなあで適当に許し合うこととは違います。)
応用科学的なものも、
原理論的なものも、
抽象的なものも、
具体的なものも、
グローバルなものも、
ローカルなものも、
それぞれが、あちこちで交差しながら面白い試みをする。
「おお、面白いやん!」と
あちこちで振り向く人がでてくる。
学びとは、遊びと別物ではありません。
その意味で、大学は、いろいろなものが飛び出してくる
「ワンダーランド」であるべきなのです。
(「大学=ワンダーランド」論)
ある人が、どこかの会議で言っていたように、
ぼかぁ、時代遅れの人間だから
なんて居直ってたらダメですよ。
相互の声に敬意をはらいつつ、
マジで向き合うべきなのです。