ずっと講義ノートづくりです。
今日はずっと講義ノートづくりです。
「観光社会学」も「現代文化論」も、
今年後期に新たに付け加える部分が、
この11月に目白押しになりますので、
今の内にある程度やっておかないと大変です。
「観光社会学」ではブルーナーの研究を基盤としつつ
ニューセイラムを事例に観光地がポリフォニックに構築されることを
バフチンらの理論を取りあげながら考察していく予定です。
ニューセイラム論は、以前の講義でもとりあげていましたが、
1コマ分全部使ってやるのは初めてです。
Culture on Tour: Ethnographies of Travel
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「現代文化論」では、アニメに加えて、
マンガも独立して取りあげるつもりです。
素材にするのは『ドラゴンボール』『ワンピース』『鋼の錬金術師』です。
いろいろなマンガ論を読んでいますが、
『鋼の錬金術師』の考察における
落としどころは私の完全なオリジナルになりそうです。
論文を書くくらいに、ちょっと苦しみながら、
アイデアを洗練させています。
キーワードはもちろん「等価交換」です。
受講者のみなさん、
どちらもお楽しみに!