パフォーマンス研究。

パフォーマンス研究をされておられるT先生が、
本学に来て下さりましたので、お話しをしました。
午後4時頃から研究室で二人、研究のことやら、
教育のことやらを話し続けておりました。
とてもお話しが面白く、時が経つのを忘れるほどでした。



パフォーマンス研究は観光研究にとっても
社会学にとっても、これから、
もっともっと注目すべき研究だと思いました。
リチャード・シェクナーや
バーバラ・キルシェンブラット・ギンブレットたちの研究は
まさにパフォーマンス研究でもあり観光研究でもあり
社会学研究でもあります。
いや、そうした区分そのものがもはや、
あまり意味がない、そうした現象がまきおこっている時代に
私たちは生きているのだと思います。
「学際的」とか「インターディシプナリー」というのは、
「ファッション」なのではありません。
それは、私たちが時代を生きていく上で
選択せざるを得ない「スタイル」なのではないでしょうか。
「ファッション」ではなく「スタイル」、それは、
学によるポリティクス(政治学)でありポエティクス(詩学)なのです。



Destination Culture: Tourism, Museums, and Heritage

Destination Culture: Tourism, Museums, and Heritage


パフォーマンス研究―演劇と文化人類学の出会うところ

パフォーマンス研究―演劇と文化人類学の出会うところ



と言いつつ、



おっ!



と思ったらすでに午後5時半。
T先生と二人で、飲みに行こうということになり、
それからも居酒屋さんで午後8時半頃まで、
話し続けました。



今度「観光と社会・文化の研究会」でも、
お話しをして頂けることをお約束して頂き、
とても嬉しい限りです。
実は先生とは初対面だったのですが、
そんなことは関係ないくらい楽しかった。


いや〜。
今日も良い出会いがあった。
年齢、性別、国籍等々、関係なく、
心地よい人との出会い、話しを、
最近、ホント大事に思います。