公開講座と研究会。

今日は奈良県立大学の公開講座でした。


大学に再び「リベラル・アーツ」を!


という、ある意味、無謀で
しかしその実まっとうな、
研究・広報委員長の呼びかけに
応えて、やってきました。


やはり思った通り、人がそんなに来ません
(意図したのではまったくありませんが、
正倉院展にぶつけて行うというのも、
なかなか無謀ではあります)。
でも変に媚びる雰囲気もなく、
来られた方々と良い感じで張りつめた雰囲気の中、
研究者として良い時間を過ごすことができました。


「不可能性」の時代(これ自体はデリダをふまえた大澤真幸さんの言葉ですが)
にあって、決して統一へと向かわない、
他者性、他性に対する感性こそが、
近代を乗り越える鍵となるのだと思います。


おいで頂いた方、本当にありがとうございました。
個人的には、かなり楽しかったです。


その後、「観光と社会・文化の研究会」へ合流し、
懇親会へ向かいました。


初めてお会いした、東京から来て頂いた大学院生のTさんをはじめ、
久しぶりにK先生にもお会いでき、
こちらも楽しい時間を過ごすことができました。


発表者のMさんもお疲れ様でした。
公開講座があって発表をお聞きできなかったのが
残念でたまりません。