阪神・淡路大震災から15年。

阪神・淡路大震災から
今日で15年です。


大学センター試験に行く前、
午前5時46分に自宅で、
黙祷を捧げました。


何年経っても、この時が来るたびに、
胸がはり裂けそうになる。


この日が来るたびに、
悔しくて、
怖くて、
崩れ落ちた街を前にして
立ち尽くすだけだったときの
自分が情けなくて、
悲しくて、
せつなくて、
しかし希望にあふれた心になって、
背筋がぴんと立つほど
凛々しい気持ちにさせられて、
という風に、いろんな感情が動き出す。


もしそんなことも思わないくらい
いろんなことにも、心が動かないでいられたら、
もっと、もっと楽に生きられるのだろうけど、
でも、もしそんな生き方をしてしまったら、
私ではなくなるだろうし、
きっと自分が許せないだろうな。



奥さんをはじめ家族、友人たちに
手をつないでもらいながら、
一歩一歩自分が前に進みながら生きて、
精一杯仕事ができることが
どんなに幸せことか。


そのことを亡くなった方の分までかみしめて
たとえ、これからもたくさんのことに心が動くとしても、
旅立つときは、笑って旅立てるように
しっかりと生きることを楽しんでいきたいと思います。


センター試験の監督しながらも、
そんなことを思いながら
仕事していました。