明るく笑うアナーキスト。
加藤陽子・佐高信
『戦争と日本人――テロリズムの子どもたちへ』
(角川oneテーマ21)を読んでいたら、
アナーキスト大杉栄の逸話が出てきました。
戦争と日本人 テロリズムの子どもたちへ (角川oneテーマ21)
- 作者: 加藤 陽子,佐高 信
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: 新書
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その本によれば、
大杉はとにかくよく笑い、
自分の子どもにも、
他人の子どもにも優しい
アナーキストであったそうです。
子どものおもちゃを選び、
明るく笑うアナーキスト、
大杉栄、格好良いなあ。
確かに、優しくなければアナーキストではないと私は思いますよ。
アナーキストとは、よく笑い、他者に優しい、
太陽のような人であるべきではないでしょうか。
これには、かなり深い理由があります。
それは、権力性に対峙する態度の問題だと私は思っています。