明るく笑うアナーキスト。

加藤陽子佐高信
『戦争と日本人――テロリズムの子どもたちへ』
角川oneテーマ21)を読んでいたら、
アナーキスト大杉栄の逸話が出てきました。



戦争と日本人  テロリズムの子どもたちへ (角川oneテーマ21)

戦争と日本人 テロリズムの子どもたちへ (角川oneテーマ21)



その本によれば、
大杉はとにかくよく笑い、
自分の子どもにも、
他人の子どもにも優しい
アナーキストであったそうです。
子どものおもちゃを選び、
明るく笑うアナーキスト
大杉栄、格好良いなあ。



確かに、優しくなければアナーキストではないと私は思いますよ。
アナーキストとは、よく笑い、他者に優しい、
太陽のような人であるべきではないでしょうか。



これには、かなり深い理由があります。
それは、権力性に対峙する態度の問題だと私は思っています。