相互の温度差をうまく利用しながら。

大学の立場と現場の立場は、
当然ながら違います。


しかし、その違いについて
お互いが軽視したりするのではなく、
しっかりと敬意をもって、
相互の温度差をうまく利用しながら、
それをポジティブな方向に
向けていくことが大事ではないでしょうか。



どちらが優れている、
どちらが熱い、
どちらがクール、
どちらが役に立つ/役に立たない、
そういうことではなく、
相互に温度差があることを
祝福し慶賀しつつ、
その温度差があるがゆえの
相互乗り入れを果たしていくべきではないでしょうか。
そのためには大学は
現場そのもののロジックになってもいけませんし、
現場は大学のロジックに完璧に染まってもいけません。
緊張関係をはらみながら対話を果たしていくこと、
これが重要ではないでしょうか。