1万えんどう。

紙幣を「円」紙幣の代わりに、
「えん」どう紙幣を制定したら、
なぜダメなのだろうかと
考えながら歩いていました。



1万「えんどう」なんて、
紙幣があったら、
奥さんや家族や学生さんが
みんなで写っている写真を
用いた紙幣にするな。


ふむふむ。


と思っていたら、
同志社大学の学生さんに挨拶されました。
きっと難しいこと
考えてそうな顔をしていたと思いますが、
実際考えていたのはそんなことです。





紙幣のネタの続きで。
お金って、これまで、
何かをできるようになる力を
もつというものだったけれど、
発想を思いっきり転換してみてはどうだろう?



1万えんどう、払ったら、
払ったその人が、観光いかなければならない義務をもつとか。



つまりは、相手に力を贈与する力としての貨幣って、どうだろう。
すごい嫌なお金だな、それって。
でも面白いかも。


「お金」を払ったら、
「何かをして『あげる』ことを『させてもらえる』力をもつ」とか、
そんなタイプのお金で世の中が創られたら、
社会に「親切(kindness)」を潤滑させるメディアになるような気がします。
何かをさせる力、してもらう力を
潤滑させるメディアとしての貨幣ではなく、
してあげることをさせてもらう力を
潤滑させるメディアとして貨幣、
って面白いような気がします。




最近、購入した本。


哲学の起源

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民主主義の革命―ヘゲモニーとポスト・マルクス主義 (ちくま学芸文庫)

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光の領国 和辻哲郎 (岩波現代文庫)

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物語「京都学派」 - 知識人たちの友情と葛藤 (中公文庫)

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